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お知らせ

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10月17日(木)、山口で開催された第83回全国学校歯科保健研究大会に取材に行ってきました。山陽地方の広島、岡山、そして九州は私用も含めて何度も行きましたが、山口は初めてです。そうした意味でもワクワクするような取材の旅でした。

会場は山口市民会館大ホールです。大会開会前には、防府市立桑山中学校吹奏楽部の演奏も行われ、花を添えました。



昨年と今年も、全国大会で金賞を受賞した吹奏楽部で、中学生とは思えない素晴らしい演奏でした。良い指導者に恵まれ、そして生徒さんたちの努力の賜物なのでしょう。管楽器はお口が大事なので、きっと歯科に対する意識も高いと思われます。

大会のテーマは「『生き抜く力』をはぐくむ 歯・口の健康づくりの展開を目指して」です。歯と口の健康は、確かに「生き抜く力」に直結するものです。



講演の前に、学校歯科保健優良校の表彰もありました。
国民の歯科の健康は、学校歯科から始まることを強く感じました。

学校指導要領が、小学校は2020年度から、中学校から2021年度から、そして高等学校が2022年度から変わります。「生き抜く力をはぐくむ」ために、「主体的・対話的で深い学び」がテーマとされています。
それに伴い、学校歯科保健学習の推進が求められ、歯やお口と全身の健康との関わりを、子どもたちに理解してもらう教育の推進が図られつつあります。

新しい令和の時代は、歯科界から教育現場への働きかけ・アピールも、さらに強力なものにしていかなければなりません。歯科専門の出版社として、今後も全面的な協力をさせていただきたいと考えます。

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浅香次夫先生の『カンジダと歯科疾患―口腔の忍者・Candidaを追う』は平成12年、初版第1刷が発売されました。発刊後まもなく在庫売り切れで大増刷をした話題の書ですが、長らく絶版となっておりましたところ、このたび電子書籍として復刻いたしました。

著者の浅香次夫先生は、カンジダを「口腔の忍者」と呼び、生涯の研究テーマとして追い続けました。当時の私は、浅香先生がカンジダをいとおしむ気持ちさえ感じられ、一つのテーマを探究することの尊さを教えていただきました。



本書には、河北正先生と生田図南先生の組織写真・症例写真も特別寄稿としてカラーグラビアで掲載されています。カンジダ等と歯周病との関連に着目した歯周病治療法を提唱されており、生田先生らの流れから本書の購入を希望される先生方もこれまで多数いらっしゃいました。
「絶版」ということでご要望にお応えできずにいましたが、ようやくの電子版復刻の運びです。

紙書籍の半額となるお求めやすい価格設定となっております。トップページの当該箇所の「試し読み」ボタンをクリックすると、ご購入手続きに進めます。
お探しだった先生はもちろんのこと、本書をご存じでなかった先生方も、是非ご一読ください。

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佐藤貞雄先生、白数明義先生らの「MEAW」シリーズは、本邦随一のMEAW矯正治療のテキストです。現在まで、
  『MEAWを用いた矯正治療』
  『MEAWを用いた矯正治療Ⅱ【アドバンス編】』
  『初心者のためのMEAWを用いた矯正治療』
  『機能的咬合構築を目指す不正咬合の矯正治療』(GEAW)
の4冊が発刊されています。
いずれも韓国など海外でも翻訳出版され、世界的に好評を博しています。

このうち、平成13年刊のシリーズ第一弾である『MEAWを用いた矯正治療』は、増刷を重ねましたがその後は絶版となっていました。
しかし、MEAW矯正治療を行う先生方によれば、この第一弾にこそMEAWの基本がすべて詰まっており、バイブルともいえる書だというのです。



長らく購読希望の読者の先生方のご要望にお応えできずにおりましたが、このたび電子書籍として発売の運びとなりました。
ご購入の際は当ホームページの当該部分の「試し読み」ボタンをクリックし、購入手続きにお進みください。またご購入後はPDFファイルをダウンロードできます。

本書の電子版は書籍定価の半額と、お求めやすくなっております。是非ご購読ください。

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弊社の最新刊 『嚙めない義歯を嚙めるようにする技法』 が、好評な出足です。発売後半月あまりですが、各取引先から早くも追加注文が見られます。義歯臨床に関する的確な情報が、いかに求められているかがよくわかります。

本書は川原田幸三先生と奥様の川原田美千代先生の共著ですが、美千代先生はもともとは農学部のご出身で、大学の研究室で幸三先生と出会い、結婚後にご主人の仕事を支えるために歯科衛生士の資格を取得されました。
幸三先生がしばしばお書きになられていますが、診療の補佐のみでなく患者のカウンセリングや医院経営を美千代先生が中心になって牽引し、もちろん家庭内のことも切り盛りしてくださったため、幸三先生は歯科臨床一筋に打ち込めたそうです。まさに内助の功を超えた「内(外)助の鑑」。とても明るい気さくなお人柄で、しかもお美しい女性です。


   (『嚙めない義歯を嚙めるようにする技法』表紙カバーの折り返しより)

本書制作過程でも、企画段階から編集、校正、さらにマーケティング対策など、編集部との打ち合わせは美千代先生がほとんどご担当されました。そして、いざという時は御大である幸三先生が登場されてカリスマ性を発揮するという、絶妙のコンビネーションです。

カワラダ歯科・口腔外科には、もうお一方、歯科技工を長年ご担当されている山口久和氏がいらっしゃいます。川原田幸三先生をして 「山口君がいなかったら、私の人生は別のものになっていた」 と言わしめたほど、カワラダ歯科になくてはならない方です。
人生で成功するためには、パートナーの存在がとても大きいことを感じます。美千代先生と山口氏の力があってこそ完成した 「カワラダ・デンチャー・システム」 なのだと感じ入りました。

川原田先生は、本書の読者からのご質問等に、快くご回答してくださいます。もし本書の内容に関することで、「ここで使っている材料は何か?」「この器材はどこから入手するのか?」等々、疑問点がございましたらご遠慮なくお問い合わせください。カワラダ歯科に直接、あるいは弊社編集部を通していただいても結構です。

美千代先生は本書を 「川原田、最後の本」 と位置付けていらっしゃいます。これからも頑張ってほしいし、まだまだお若いと思いますが、それだけ特別な思い入れで執筆した、集大成と言える本なのです。まだお読みでない方は、是非ご購読ください。

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弊社雑誌『季刊 歯科医療』連載時から大好評の川原田幸三先生の単行本『嚙めない義歯を嚙めるようにする技法―カワラダ・デンチャー・システムの奥義』が、本日発刊の運びとなりました。今回は、公私ともに最良のパートナーである奥様の美千代先生との共著になります。



下の画像は、製本前の印刷見本です。
この段階で大きな間違いが見つかると、刷り直しという事態になりますが、幸い問題なく上の写真のように製本されて、立派な書籍が完成しました。



我が国では、現代の若い世代では急激に齲蝕が減少していますが、団塊の世代やその少し下の世代くらいまでは齲蝕が多く、また加齢に伴い歯周病も発症し、部分床義歯や総義歯になる患者さんが少なくありません。
無から有を作り出す総義歯臨床は、経験がものを言う分野とされ、「総義歯の大家」と言われる先生方が各地にいらっしゃいます。川原田幸三先生も、そうした名人のお一人として広く知られています。

その川原田先生の50年の臨床経験の集大成といえる「カワラダ・デンチャー・システム」の奥義を惜しみなく公開されたのが本書です。難しいといわれる総義歯臨床をシステム化し、患者さんが「嚙める」ようになる義歯の作製法をわかりやすく解説しています。
総義歯でお悩みの先生方にはまさに待望の書です。是非、ご購読ください。

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8月は、7月の冷夏と打ってかわって猛暑が続き、このブログも記念すべき100回目を前に夏バテで足踏みしていました。このところようやく暑さもやわらぎ(最近の東京では30~32度くらいでは平気です)、何とかブログ執筆の席に着いています。

先週の木曜日(8月22日)、市ヶ谷で日本歯科医師会役員の皆様と、私たち歯科記者会の加盟社との懇談会が開催されました。
日歯会の堀憲郎会長をはじめ、ご多忙のなか主な役員の皆様方がそろわれて、和やかに酒食を共にさせていただきました。写真で左下が私の席です。飲み物のお代わりを待っている最中で、料理もまだこれからです。



堀会長は就任して3期目を迎え、さまざまな難しい課題に取り組み、さすがに会長業務のお疲れもたまって来られているようです。しかし、まだまだこれからも、歯科界と国民のために改革を推進していただきたいです。

私たちともとても気さくに懇談していただいて、その前日(8月21日)に行われた「2040年を見据えた歯科ビジョン第2回検討会」の話題になりました。歯科関係者のみではなく、財界や行政、一般マスコミ、また写真家の浅井慎平さんやプロスキーヤーの三浦雄一郎さんなど、各界の著名人を招いて行われたユニークな検討会です。

私も取材したかったのですが他の仕事と重なりやむを得ず欠席したため、堀会長が「来ればよかったのに。とても良い話があったんですよ」と話されました。
元プロボクサーの長谷川穂積さんが、マウスガード(ボクシングではマウスピース)について、とても深い良いお話をされて、浅井慎平さんが感嘆されたというのです。

弊社では昨年10月『ここまでできる!スポーツ歯学から』を発刊しました。東京オリンピックを前にして、健康歯学としてのスポーツ歯学を国民に根付かせる一助となればとの企画でした。

マウスガードは現在のスポーツ歯学において、具体的なツールとしては中心的なテーマです。怪我防止のために装着が必須のボクシングの元王者から、あの浅井さんをうならせるようなお話があったというのなら、是非聞きたかったと非常に残念でした。
やはり、一つの道に秀でている方たちは、物事の奥深い真実を見とおす力があるのだなと思いました。

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単行本『明日の予約の埋まらない歯科医院が”お金をかけずに”患者が集るようになる本』でブレイクした近義武先生の最大の強みは、「歯科医師 兼 コンサルタント」という異色の肩書です。歯科医師として現場を知り尽くした近先生だからこそ、時に厳しくも、かゆいところに手が届くような現実的な経営アドバイスが可能です。

『季刊歯科医療』で連載中の「近義武の”お金をかけずに”できる経営術』も、最新の夏号で3回目を迎えました。キャラクターの「ヨシタケ君」もすっかりお馴染みですね。



近先生は、患者が歯科医院を選ぶのではなく、歯科医院が患者を選ぶ、という経営理念をお持ちで、歯科医師が「こういう患者さんに来院してほしい」という患者さん像を「ペルソナ」として設定しています。
予約制を採用している歯科医院では、アポイントメントを守らない患者さんはとても困ります。その場合、ペルソナは「予約を守る、予約をコロコロ変えない患者さん」となるでしょう。今回の連載記事では、院長が自身の経営理念を言葉として明確にアピールする手法を解説されています。

ペルソナを設定したとき、紹介による患者さんはどうなのでしょうか。紹介患者の多くは、自らが院長の診療方針や理念に賛同したからではなく、紹介者が院長とその歯科医院が「良い」と判断し、推薦されたために来院しています。

弊誌で長年連載を続けてくださっている松元教貢先生は、即時荷重インプラントの第一人者で、インプラント治療に優れた歯科医師の紹介を頼まれた場合、真っ先に私が名前を挙げる先生のお一人です。
先日、松元先生から、私からの紹介患者でインプラントのメンテナンス段階の患者さんが、アポイントメントをキャンセルし困るとの連絡をいただいてしまいました。私の側からその患者さんに確認すると、それなりにやむを得ない事情があったようですが、本人も大変恐縮しており、松元先生も快くお許しいただいたため、円滑な治療の継続となり一安心いたしました。

この件で、私の心に残ったのは松元先生の「紹介患者こそ、一般の患者の手本となってほしい」との言葉です。これは、紹介患者をペルソナに育てるということなのだと思います。
その人が既に持っている素養として、院長の思い描く理想の患者像に近い人の来院をアピールするだけでなく、紹介者を介しての患者教育が可能な紹介患者がペルソナに育つことは充分に可能です。
図らずも今回の件で、そうしたことを学んだように思います。

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超高齢社会を迎え、訪問歯科診療の需要はますます高まっています。人の晩年におけるQOLの維持に果たす役割は多く、訪問歯科診療を実施する歯科医院は少しずつですが確実に増えています。

埼玉県開業の奥原利樹先生は、手探りで始めた訪問歯科診療を20年近くも続けて大きく発展させ、安定した経営につなげて成功しているという点では、その道のパイオニア的存在と言えます。
『季刊歯科医療』2019年の夏号では、「訪問歯科診療のススメ 【実践編】」の連載第2回として、訪問歯科診療の際の心遣いについて執筆されています。



まず初診時の料金の説明の重要性に始まり、患者さん家族の支払い可能額を確認することは決して失礼なことではなく、【思いやり】であると説きます。
確かに、お金の話は言いにくいなどと遠慮して、後で患者さんご家族が「こんなはずではなかった」となっては元も子もありません。

介護に追われているご家庭では掃除もままならず、時にはゴミ屋敷やケモノ道になっているご家庭もあるとか。介護中の私の知人でも、これに近いような話は見聞きします。その方たちにとっては「それどころではない」という状況なのです。

相手方の事情を理解し、部屋をじろじろ見ない、特に水回りには立ち入らないなど、さまざまなワンポイントアドバイスを解説してくださいました。奥原先生はとてもお優しい人柄なので、よく気がつかれるのだと思います。失敗談も含むご自身の経験を通して、さまざまなことを学ばれ、それを読者の皆さんに伝授してくださっています。

こうした心遣いは、訪問歯科診療のみでなく、私たちが一般社会で普通に相手先を訪問する場合にも当てはまることが多数あります。
先日、弊社を訪問した来客が、事務所内のロールカーテンをおろした裏側を覗き込んだり、机の脇に置いてあった紙袋の中を覗き込んだりして、何の興味本位かと不快な思いをさせられました。

こういうケースは滅多にないので唖然とするだけでしたが、これからは気づいたら「やめてください」とはっきり言おうと思います。同時に「他山の石」として、自分が他家や他社を訪問する場合は、奥原先生伝授の心遣いを忘れないようにしたいものです。

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6月22、23日、東京有楽町の東京国際フォーラムで、第37回日本顎咬合学会学術大会・総会が華々しく開催されました。
22日の土曜日、プレスとして入場いたしました。お世話になったり交流のある先生方の発表が3か所重なり、どの会場にも行きたいため、はしごをする形で取材をさせていただきました。

大ホールでスポーツ歯学を公聴後、階下に移動し、『季刊歯科医療』2019年夏号に論文を掲載予定の松嶋典彦先生のテーブルクリニックを拝聴いたしました。テーマは「咬合の安定を求めて―TMD・矯正・インプラント補綴と下顎位」です。



松嶋先生の真面目で誠実なお人柄が伝わってくる内容でした。やはり『臨床は人なり!』です。
7月10日発刊の弊誌論文とコンセプトは重なります。有楽町までお越しいただけなかった先生は是非、弊誌2019年夏号をご覧ください。
講演後には、最前列で熱心に傾聴されていた先生からの質問を受けていたため、私は会釈と目配せであいさつを済ませ、次の会場に移りました。

そして、次のホールは、白数明義先生とご子息の正義先生による講演です。まず、正義先生の「こどもの健全な口腔機能を育む垂直的咬合育成」です。うーん、わかりやすい説明とよく通る美声、ルックスの爽やかさはお父上以上かもしれません(明義先生、ごめんなさい 笑)。

そしてトリは真打登場で白数明義先生の「開業医による咬合治療とストレス管理によるアンチエイジング」と題して、白数先生ご自身を患者としたケース紹介で、まさにインパクトが絶大でした。
白数先生は今後、世界に羽ばたこうとしている先生です。そして優秀な後継者にも恵まれています。

傾聴した講演からは、いずれも歯科の明るい未来を感じさせていただいた大会でした。

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昨日、取引先の社長さん(阪神ファン)が、阪神優勝祈願ストラップを持参してプレゼントしてくれました。黄色、ピンク、黒の3種類で、特製品だとのことです。



黒は裏返して撮影してみました。
優勝祈願ストラップのため、関西弁の「優勝や!」をもじって「優勝矢」としゃれて、下部のボール模様をデザインしたプラスチック部分に木製の矢印が刺さっています。



アップで撮影すると、こうなります。白いプレートの穴が約4ミリ、矢の前後の幅が約6ミリなので、通るはずのない矢が通っていることになります。優勝を祈願する一念が通るはずのない的を射抜くという、これもまた洒落になっています。

ところでどうやって通したのでしょうか。無理やりねじ込めるわけもないし、接着剤で前後を貼り付けたのかと思いましたが、どこにも接着部分が見当たりません。どうにもわからず、結局、社長さんが種明かしをしてくださいました。
企業秘密なのでここには書けませんが、ヒントは「わっぱ飯」にあります。日本古来からの職人の技を生かしたということで、なるほどと思いきり膝をたたきました(膝が痛い 笑)。技術というものは非常に素晴らしいもので、それが意外なところで利用されることがあるのだと、改めて感服しました。

プロ野球の話題では、昨夏の高校野球で旋風を巻き起こした金足農業の吉田輝星投手が、昨日初登板初勝利を上げました。吉田投手といえば「マウスガード」、プロでもマウスガードを使用して投げることを宣言していました。
昨日の試合動画でははっきり確認できませんでしたが、今日になって新聞やネットで出回った投球動作の静止画像を見ると、口元がやはり・・・、という感じでした。

職業柄(笑)、歯科との関連で見る癖がついており、どうしても口元が大注目です。歯科の技術が選手の力になれば、こんな嬉しいことはありません。来年はいよいよ東京オリンピック、その前に今年はラグビーワールドカップ。マウスガードをはじめとした歯科の力が発揮される機会が目白押しです。
弊社刊 『ここまでできる!スポーツ歯学から』 は電子書籍でも販売しております。是非ご一読ください。

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