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編集長のブログ113 東京五輪はどうなるのか

まだまだ終わりの見えない新型コロナウイルス問題。感染が世界的に広がり、WHOがパンデミックを表明したなか、今夏の東京オリンピックは予定どおり開催できるのでしょうか。

つい10日ほど前は、取引のある都内の事務所でその話題が出たときに、「オリンピックできないんじゃないの。イギリスが代わりにやってあげるとか言い出してるよね?」との声に対し、「それはないない、できるって(笑)」というよう雰囲気でした。

しかし、ここにきて現実的に東京五輪の開催が危ぶまれる声が上がり始め、少なくとも「延期」の議論は避けられないようです。
本日の読売新聞朝刊でも社会面トップで取り上げています。



「五輪開催 心配の声」との大見出しで、小池都知事は中止を否定しています。記事の左下には、聖火リレー走者を務めるアテネ五輪女子マラソン金メダリストの野口みずきさんが、アテネで現地の第一走者の女性から聖火の炎を受け継いでいる写真が掲載されています。本来であれば、こちらが大見出しとなるはずであったのに…。

弊社では一昨年10月10日、東京オリンピックに照準を当てスポーツ歯学の周知・発展を図ることを目的として、『ここまでできる!スポーツ歯学から~学校体育からオリンピックまでの健康歯科』を発刊しました。前回の東京五輪開会日である旧「体育の日」に合わせての発刊でした。
今年は暖冬で春の訪れも近く、コロナさえなければ国民皆が東京五輪に向けて高揚感を高めていく右肩上がりの時期であったはずです。残念でなりません。

一昨日は東日本大震災が起きた3.11、震災から10年を目途に区切りをつけるとの政府方針からその前年である今年は大切な年でしたが、コロナの影響で予定されていたさまざまな行事が中止されました。子供たちも含め、日本中がいろいろな意味で活動停止を強いられている現状です。
日本だけではなく全世界的に経済も停滞しており、この問題の早期の終息を祈るしかありません。

私個人としては、ウイルスに侵されないためにうがいと手洗いの励行、食事と睡眠に気を配り体力をつけて免疫力を上げる、行動範囲が狭められるなか日々の業務を確実に履行し充電期間と捉えて今後への糧とする、というところです。
非常時を皆で乗り切っていくしかないと思います。

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