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お知らせ

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『季刊 歯科医療2016年冬号』が発刊されました。

 

今回の特集は、福歯大・城戸寛史教授の編集による「インプラントオーバーデンチャーの基本と臨床応用」です。

IODは、審美および機能面で無歯顎治療の新しい可能性を切り拓く治療法として注目されていますが、インプラントの埋入本数やアタッチメントの種類によるバリエーションが多く、治療法の選択からして難しいといわれています。

これまで、成書はもちろん、基礎から応用までをまとめた特集等は見当たらなかったように思います。そのため、読者の方からも、「今度、『季刊 歯科医療』で取り上げてほしい」と要望のあったテーマです。大学研究者によるIODのまとめとしては、本邦初といえる充実した企画であり、自信をもって皆様にお薦めいたします。

 

また、待望の2つの新連載も始まりました。

まず、小出一久先生の歯科医院経営に関する連載『歯科界の歩き方』です。一久(いっきゅう)先生は、とんちで有名な一休さんと同じ名前の読み方ですが、切れ味鋭いユニークな視点の持ち方も、一休さんと同様です。今後の展開が非常に楽しみな連載です。

 

そして、もう一つが宮路博文先生の審美修復治療の連載『一般開業医でもすぐに取り入れられるレジン充填』です。今号は臼歯部へのアプローチですが、レジンでここまでできるのか、と感嘆必至の症例報告がみられます。

宮路先生は、本誌でエッセイを連載中の吉永勉先生と旧知の方で、吉永先生の単行本『目からうろこの歯科医院経営~良き土壌の章』(2004年、弊社刊)では、“ワシはヨシナガ”のイラストのバリエーションとして“ワシはミヤジ”を描いてくださいました。今、見返すと、ご本人にしっかりと似たイケメンの鷲(ワシ)です。

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 昨夜、都内のホテルで東京都歯科医師会主催の新春懇談会があり、出席してきました。私にとって今年初の公の場なので、業界の方たちと新年のご挨拶もでき、有意義なひと時を過ごせました。

 舛添要一東京都知事も来賓として祝辞を述べられたほか、何人もの方の挨拶・祝辞が1時間ほど続き・・・、ようやく料理にたどり着きました。舛添都知事は、「『フランスで食べるフランス料理よりも日本で食べるフランス料理のほうがおいしい』とフランス人が言っていた。その美味しい料理をおいしく食べるには歯が大切で、皆様方(歯科医師)のおかげです」と祝辞で述べられましたが、その通りかもと思わせる素晴らしい料理でした。

 

 食事を楽しみながら、他の歯科図書出版社の面々、またシエン社の百瀬社長らとも顔を合わせ、近況などを語り合いました。

 そのなかで思いがけず、以前お世話になった東京歯科大学法人類学研究室の橋本正次教授とお会いすることができました。防犯カメラの画像鑑定や拉致被害者の写真鑑定で高名な方ですが、いわれのない罪を被せられた側の鑑定人として法廷に立ち、冤罪被害者も救う、“男気がある”という表現がぴったりの正義感の強い先生です。久しぶりの再会でしたが、お顔色も良く、ますます広くご活躍されているようです。

 歯科臨床でも画像診断は、特にX線において、必要不可欠な分野です。橋本先生を見ていると、画像を見る眼力には天性の才能のような部分が確かにあると思われますが、努力と経験(訓練)で必ず向上できます。弊社『季刊・歯科医療』の昨年秋号でも、画像診断技術をテーマとした特集を組みました。

 ちなみに、天分と努力との兼ね合いは、私たちの編集能力も同様です。

 

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弊社も本格的に業務が動き出し、いよいよ2016年の始まりです。今年は申年、赤い下着を身に着けるとよいということで品切れの店もあるそうですが、赤は活力の色、縁起がよさそうです。

弊社は、今年は創業30周年を迎える記念すべき年です。『季刊・歯科医療』もこの1月発刊の2016年冬号で第30巻第1号、こちらも創刊30周年となります。

30年といえば、生まれた赤ん坊が、おじさん・おばさんとまではいかないけれど立派な大人になる年月です。歩んできた年月の長さを噛みしめるとともに、ここまで来られたのは登場してくださった著者の先生方と読者の皆様のお陰だと、ひとえに思います。

これからも40周年、50周年を目指して(そのときお前はいくつになるんだ、という突っ込みは別にして)、これまで以上に精進したいと身が引き締まります。

皆様にとりまして、今年が最良の年になりますように、また、そうでなくても穏やかで安定した年になりますように、心よりお祈り申し上げます。

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☆ お得な年間定期購読をお勧めいたします

 発行:1月、4月、7月、10月
 体裁:A4判変形
● 1部定価(本体3,800円+税)
● 年間前納購読料 定価(本体14,440円+税)

年間定期購読は、1年間分(冬号、春号、夏号、秋号の計4冊分)の購読料を
前納の場合です。

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 高木幹正会長が政治資金規正法違反事件で10月15日に辞任されたため、日本歯科医師会は平成27年12月24日、次期会長予選挙の投票を締め切り、開票の結果、堀憲郎氏(新潟県、日本歯科医師会常務理事)が当選しました。

 投票結果の詳細は、堀憲郎氏(新潟県)372票、山科透氏(広島県)225票、富野晃氏(北海道)40票です。この会長予備連挙は、各都道府県歯科医師会から選出された代議員138名と選挙人503名の641名による郵便投票で行われました。投票総数637票、有効投票数637票、無効投票数0票でした。

 選挙に出馬するにあたって、堀氏は、次の世代の歯科医療に携わる者すべてが、胸を張って日々の仕事ができる歯科界を築き上げるために、一丸となって前進したいと主張しました。学術団体である歯科医師会が今後、会員のために、国民のために何ができるのか? 堀氏は予備選挙の候補者中、最も若手で、組織に新しい風を吹き込んでくれるのではないかと、私も楽しみです。

 今年の歯科界に大きな影を落とした歯科連盟の事件ですが、法律上の解釈にはさまざまな疑義があり、公判で「無罪」を主張すると見られています。村木氏の郵便不正事件、小沢氏の陸山会事件など、社会を騒然とさせながら、結局「冤罪」とされた事件も少なくありません。(ただ、結果的に無罪となったこの両事件でも、村木氏の上司としての責任や、小沢氏の代表としての責任は否めないとは思います。)

 法律の解釈や事実認定の評価が、いかようにも揺らぎ得る状況においては、組織の長として、身を律した慎重な対応が望まれます。魑魅魍魎(?)の跋扈する現在社会にあってこそ、「李下に冠を正さず」「瓜田に履を納れず」を肝に銘じた生き方が必要かもしれません。

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 弊社公式ホームページをリニューアルしました。雑誌や書籍の検索が、ジャンルごとにできるようになりました。キーワードや著者名でも欲しい本が検索できます。

 また、商品のご注文も、ショッピングカートを用いて簡単にできるようになりました。ご注文をいただきましたら、代引き(送料・手数料 無料)にて、弊社より速やかに商品をご送付させていただきます。ぜひご利用ください。

 さらに、このような「編集長のブログ」などの形で、読者の皆様にタイムリーに歯科界のニュースや、弊社からのお知らせをお届けすることもできます。頑張って更新しますので、時々のぞいてみてください。

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 12月9日、東京八重洲ホールで 『ジャンピングプレートを用いた咬合誘導』 出版記念東京セミナーを行いました。 本を買ってくれた方たちのためのセミナーでした。 参加者は全国から30名ほど参加されました。

  講師は著者の適的塾塾長・大坪建夫先生 (福岡県大牟田市開業)、古市卓也先生 (北九州市開業)、舩津雅彦先生 (熊本市開業)、若手歯科医師として、澤井是周囲先生 (北九州市開業)、小松英子先生 (大阪市・医療法人白磁会歯科勤務) です。

 これから臨床に取り入れようと、皆さん、熱心に受講されていました。受講された先生方のご感想です。

ジャンピングプレート(JP)を実際に使用されている先生の感想を聞けて良かったです。(A)」

「舌のスペースを確保した呼吸のしやすいJPによる矯正法を取り入れたい。(O)」

「JPの臨床ができるようになりたい。(M)」

「この療法は、呼吸と嚥下に注目していることがすごいです。(W)」

「引き続き診断等についてのセミナーを希望します。(A)」

「JPを装着している子どもが楽になっているので、素晴らしいと思いました。(M)」

「東京に来て良かったです。(M)」

 JPは、大きな可能性を秘めた画期的なプレート療法です。患者さんのためにも、歯科界のためにも、今後ますます発展することを期待したいです。

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 書店様へ - 2015.12.11

●歯科材料店様、大学売店様へ

 直接お取引をさせていただきます。御社とのお取引条件等の詳細は、弊社へお問い合わせください。

●一般書店様へ

 弊社は原則として取次は通していません。直接取引も可能ですので、お問い合わせください。

●個人のお客様へ

 個人のお客様が、インターネット、ファックス、電話等で直接弊社にご注文された場合は、代引き(送料・代引き手数料無料)にて、速やかに商品をご送付させていただきます。

 

 

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 こんばんは。いよいよ年も押し迫ってまいりました。皆様、お元気でしょうか?

 12月9日、東京都歯科医師会主催の日本歯科医師会会長予備選挙候補者による立会演説会があったので、取材に行ってきました。政治資金規制法違反容疑で逮捕された高木会長が10月15日辞任されたために行われる選挙です。

 富野晃氏(前日本歯科医師会副会長、前北海道歯科医師会会長)、山科透氏(現日本歯科医師会臨時会長)、堀憲郎氏(前日本歯科医師会理事)の3人が立候補しました(届出順)。12月24日開票、誰も過半数に届かない場合は、1位、2位で1月12日に決戦投票が行われ、新しい会長が決まります。

 今回は、国民および歯科医師・会員の信頼を取り戻すラストチャンスとも言える状況であり、根本的な改革が必要です。候補者3人ともが前期の日本歯科医師会理事だったわけですが、どなたが当選されても、心機一転、不退転の決意で組織運営改革に臨んでいただきたいと思います。

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