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編集長のブログ⑦ 『季刊 歯科医療2016年冬号』発刊

『季刊 歯科医療2016年冬号』が発刊されました。

 

今回の特集は、福歯大・城戸寛史教授の編集による「インプラントオーバーデンチャーの基本と臨床応用」です。

IODは、審美および機能面で無歯顎治療の新しい可能性を切り拓く治療法として注目されていますが、インプラントの埋入本数やアタッチメントの種類によるバリエーションが多く、治療法の選択からして難しいといわれています。

これまで、成書はもちろん、基礎から応用までをまとめた特集等は見当たらなかったように思います。そのため、読者の方からも、「今度、『季刊 歯科医療』で取り上げてほしい」と要望のあったテーマです。大学研究者によるIODのまとめとしては、本邦初といえる充実した企画であり、自信をもって皆様にお薦めいたします。

 

また、待望の2つの新連載も始まりました。

まず、小出一久先生の歯科医院経営に関する連載『歯科界の歩き方』です。一久(いっきゅう)先生は、とんちで有名な一休さんと同じ名前の読み方ですが、切れ味鋭いユニークな視点の持ち方も、一休さんと同様です。今後の展開が非常に楽しみな連載です。

 

そして、もう一つが宮路博文先生の審美修復治療の連載『一般開業医でもすぐに取り入れられるレジン充填』です。今号は臼歯部へのアプローチですが、レジンでここまでできるのか、と感嘆必至の症例報告がみられます。

宮路先生は、本誌でエッセイを連載中の吉永勉先生と旧知の方で、吉永先生の単行本『目からうろこの歯科医院経営~良き土壌の章』(2004年、弊社刊)では、“ワシはヨシナガ”のイラストのバリエーションとして“ワシはミヤジ”を描いてくださいました。今、見返すと、ご本人にしっかりと似たイケメンの鷲(ワシ)です。

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著者:吉永 勉
 
 

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