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編集長のブログ

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本ブログで取り上げようと思いながら、なかなか書けなかったテーマがあります。
係争中だった日歯連盟の迂回寄付事件で、今年1月22日、当時の会計責任者であった村田憙信先生に有罪判決が出されました(現在、控訴中)。

この事件については、私も歯科記者クラブの一員として、日歯連盟の記者会見など取材を続けさせていたいただき、経過を見守っていました。現在の高橋英登会長は人格的にも素晴らしい方で、日歯連盟側の言い分をさまざまな角度から検証することができました。

そうしたなかで私が明確に言えることは、これは私利私欲のために行った行為ではないということです。歯科界の発展のために、ひいては国民の健康を守るためという「大義」がそこには存在していました。政治的イデオロギーとは関係なく、政権を担い執行権を有する政党に働きかけて歯科の保険制度を守ることは、歯科界全体のためになると信じて行ったものでした。

確かに、脇が甘かったとは言えるかもしれません。政党に働きかけるという行為は、賄賂性が発生しやすく危険だという意見もあるでしょう。ただ、取材の過程で、違法なことは駄目であることくらいは日歯連盟の方々は熟知し、顧問弁護士に充分相談したうえで実行した寄付であったこと、そして顧問弁護士は現在でも「法律的にはなんら問題ない」と一貫して説明していることから、事件の深淵が見えてくるように感じます。



ここのところ暖かく、通勤経路で庭の桜が咲いているお宅がありました。

日歯連盟側は、村田先生以外の裁判も含め、今後も「無罪」を主張していきますが、無実であるということが当然の前提です。無実の人間が「有罪」判決を受けた時点で「冤罪」は確定します。冤罪は国が個人に行う最大の人権侵害であり、冤罪を晴らすことは国との戦いです。
現在、日歯連盟側は、もともとは国側にいた検察官を退官したいわゆる「ヤメ検」の弁護士を信頼しているようですが、僭越ながら私の本音を言わせていただければ、国と戦えるのは反体制派の反骨の気概を持った法律家でないと難しい面があるのではないかと思います。

日歯連盟の迂回寄付事件が冤罪であれば、必ず春は来ます。というか、皆の応援で冤罪をすすぎ、冬の時代を終わらせなければなりません。
「すすぐ」という言葉は「雪ぐ」と書きます。日歯連盟関係者の心を凍らせた事件の雪解けと春の到来を心から願っています。
 

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2020年の東京オリンピックに向けて、スポーツ歯科の推進が求められています。 弊社も本年1月発刊の『季刊 歯科医療2018年冬号』の特集で、「スポーツにおける歯科の重要性―スポーツ歯学の現場からの提言」を掲載し、各方面から好評をいただきました。

このたび、発起人である遠藤利明衆議院委員を会長として、橋本聖子参議院議員を顧問とする「スポーツ歯科推進議員連盟」が設立されました。 本日、参議院会館で設立総会が開催され、弊誌の特集編者である明海大学・安井利一学長の講演もあるため、早速取材に行ってきました。



スポーツと歯科の関連を考えたとき、咬合をはじめとする口腔の状況が如実に現れるのがスポーツ選手なのだなと思います。東京オリンピックで日本選手に活躍していただくために歯科界の担う役割は重要で、大きなチャンスです。そのためには国民に対するアピールが大切です。

また、弊誌冬号のスポーツ歯科の特集を安井先生とともに担当していただいた大阪大学特任教授・前田芳信先生は、今年に入ってから精力的に歯科医向けの講習会を開催し、スポーツデンティスト認定医を増やす活動を進めています。

本日の『スポーツ歯科推進議員連盟』設立総会を取材した実感として、本連盟の国会議員の方々の熱意も素晴らしいものがありました。何よりも、選手が本来の力を最大限に発揮して活躍できるために、また怪我や故障などのスポーツ障害から選手を守るために、歯科の力が必要なのだということです。

本活動のさらなる発展を期待するとともに、歯学図書専門出版社として縁の下からの後押しをさせていだきたいと考えています。

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昨日は東京でも大雪が降りました。
天気予報どおり、午前中は氷雨が、昼過ぎから大粒の雪が降り始めました。写真でわかるように、植え込みに雪が積もり始めています。



帰宅時は吹雪です(下の写真)。札幌の街並みかと見まごうような風景です。
早めの帰宅と不要不急の外出を控えるように呼びかけているためか、車も人の通りも少なめです。駅では入場規制が行われ、改札口に向かうエスカレーターも停止されていました。



東京でも年に1、2回はこんな日があります。

一夜明けると、昨夜とうって変わって雲ひとつない青空が広がっていました。
がっちり滑り止めの付いた靴を履いて出勤しましたが、近隣の人たちが雪かきをし気温も暖かいため、ヒヤリとする場面もなく出勤できました。朝一での印刷会社からの車による書籍の納品も予定通り完了しました。お天気が良いため、積もった雪も程なく溶けるでしょう。

雪国の方たちから見れば笑われるような程度の雪で、交通網から何から大混乱の大都会。抗うことのできない自然の力の前には、人間が作り上げた文明がいかにもろいか。そんなことを考えさせられる大雪の1日でした。

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明けましておめでとうございます。
本ブログの今年初の更新です。早くも新年の誓い(今年はブログを、最低でも週に1、2回は更新しよう)を破ってしまいました(苦笑)。
過ぎたことは気にせずに(「少しは気にしろよ!」の突っ込みは置いといて)、今年も何卒よろしくお願いいたします。

早速ですが、今月10日、『季刊 歯科医療2018年冬号』が発刊されました。特集は「スポーツにおける歯科の重要性~スポーツ歯学の現場からの提言~」です。明海大学の安井利一学長と大阪大学大学院の前田芳信特任教授の編集により、この分野の第一人者による最新の情報が掲載されています。

東京オリンピックを控え、日本歯科医師会が力を入れている折からタイムリーな特集であり、改めて歯科の存在意義を国民にアピールする絶好の機会と捉えたいと思います。
歯科医療従事者のみでなく、実際にスポーツをされている選手や指導者の方々にとっても非常に有用な内容で、読者の評判も上々です。まだお読みでない方は是非お手に取ってご覧ください。





本号は、特集のみでなく、篠田鉄郎先生の「インプラント周囲炎」、清水英寿先生の「分子整合栄養医学」など、時代が求めている真実を追究した論文は大変興味深く見逃せません。もちろん佐藤貞雄・白数明義先生、松元教貢先生、舩津雅彦先生の連載は、安定した筆致で好調に論述を展開しており、多くの読者のご支持をいただいています。
これらにまつわるエピソードなども含め、本ブログでまたご紹介させていただきたいと思います。

私事ですが実は正月休み明け早々、風邪をひいてしまいました。かなり具合が悪いので、もしかしてインフルエンザで他の人たちに移してはいけないと思い、早めに病院に行きましたが普通の風邪とのこと。ただ、今年の風邪は治りが遅いです。皆様もどうぞお気をつけください。

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いつもお世話になっている著者の奥様から、素敵なクリスマスカードが届きました。今年の夏、送ってくださったペンギン山の暑中見舞いと同様、折り畳み式の立体型グリーティングカードです。
とてもよくできていますね。机の脇に置くと、たちまちクリスマスの雰囲気が出ます。



日本人は無宗教のため、キリスト教の祭日も抵抗なく受け入れると言われますが、私の家は曾祖父の代まで出雲大社の神官を務めた家系でした。つまり神道です。皇室の方々がミッション系の学校に行く時代ですから、私のような下々の民がクリスマスを祝っても何の問題もないとは思いますが。

先日、弊社を訪れた営業の男性は、母方が桜田門外の変で真っ先に切り付けられた井伊家の家臣で、父方が切り付けた水戸藩士であったとのこと。お見合いで出会って話を進めた段階でそれが明らかになり、両家が驚いたとか。今年はNHKの大河ドラマで『女城主 直虎』を放送しているため、身内の間では改めてクローズアップされているようです(笑)。
「そして生まれたのが私です」とのことで、「まるでロミオとジュリエットですね」「ハッピーエンドで良かったですが」と笑いました。

長州藩士と会津藩士の子孫が出会って結婚したという話も聞いたことがあります。先祖は仇同士であっても、いや逆に仇同士であったからこそ、強い縁で引き寄せられ結ばれるのだろうかと、感慨深く思いました。

イスラエルとパレスチナの問題などは、遠い日本で暮らす私たちでも、早く平和を取り戻してほしいと願っています。先祖や歴史を遡ると並々ならぬ確執があるとしても、未来に目を向け、過去や宗教にとらわれない平和な明日に向かいたいとつくづく思います。

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弊社のある五反田から大崎にかけて、目黒川沿いの距離の長い桜並木に、今年も恒例のイルミネーションが輝いています。
撮影日は一昨日の夜、風が強くとても寒い日でした。休日のあまり遅い時間帯でなかったためか、美しい川沿いの遊歩道を散歩する人たちが結構いて、人通りが途絶える瞬間を待ってシャッターを押しました。
私も少し歩いてみようかと思いましたが、風が冷たくて無理! 写真だけ撮って速攻で退散しました(笑)。



このイルミネーションが灯ると、今年も残すところわずか。年々と時の経過の速さを痛感するとともに、自分は今年は何ができただろうか・・・と、少しセンチメンタルな気分になります。

この2年あまり、ボランティア的な他人のためにする無償奉仕のような活動が、思いのほか多かったように思います。亡き父から教えられた座右の銘は「義を見てせざるは勇なきなり」。父の遺言は守れているかもしれませんが、自己犠牲するほどの力のある身か?と複雑です。

同時に「情けは人のためならず」という言葉も浮かびます。他人のために何かをすることは、結局自分自身のためになるということ。
少し意味は違いますが、今秋、郷里で同窓会があり、久しぶりに帰省しましたが、ホテルで同室になった友人からある助言を受けました。強く真剣な助言でした。そのおかげで、大げさに言えば九死に一生を得たような経験をしたのです。当初出席を迷いながらも、幹事の仕事を頑張ってくれた別の友人に申し訳なくて参加したのですが、本当に行ってよかったと思います。

他人のための無償の行為は、いずれはその人から何らかのお返しがあったり、そのとき得た人脈などから新しい鉱脈を得ることもあるかもしれません。しかし、見返りを期待しての行為はボランティアではないし、たとえ何の見返りがなくても、それをしたことで自分自身の能力や精神性を高めることができるのではないでしょうか。
人のために頑張ったことに無駄なことはない・・・と、改めて思います。

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弊社発行の雑誌『季刊 歯科医療』には、自社広告以外は原則的に広告を掲載していません。
時々、著者の先生や読者の方から、「広告を取らないで雑誌を発行して採算がとれるのか?」「会社がつぶれないのか?」などの疑問を率直にぶつけられます。



今は亡き長谷川清先生(弊社刊『押着義歯のススメ』の著者)は、ご自身のセミナーで、「第一歯科出版の経営がどうやって成り立っているのかが最大の謎。バックは山〇組か?」などとジョークを飛ばしていましたが、そのような大それたバックも何もありません(苦笑)。

真相は・・・というと、30年以上前の草創時はとにかく編集が忙しく、広告担当に社員を回す余裕がなかったのです。そのため当時は、編集に力を入れて良い出版物を発行し、広告収入をカバーするほうがよいと割り切りました。

その後、出版もデジタル化が進み、編集部の修羅場は改善されましたが、その時には既に「第一歯科出版は広告を載せない」という評判が広まり、スポンサー関係に気を使わずに本音の論文を書けるということで、「お宅は『暮らしの手帖』と一緒だね」と評してくださる先生もいらっしゃいました。
次号の2018年冬号に登場する篠田鉄郎先生もそうした先生方のお一人で、真実の情報を読者に伝えたいということで、1論文としては大作の19頁(印刷時)の原稿をお寄せくださいました。

出版社としての誇りの持ち方はさまざまです。広告を載せることが悪いことだとは思いませんし、弊社も今後、宗旨替えがあるかもしれません。
しかし、広告の有無の如何によらず、本当のニーズに応えた真実の情報を読者に届けることにかけては、誇り高くブレずに進んで行きたいと思います。

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12月3日の日曜日、東京で行われた阪神タイガース激励パーティーに行ってきました。こうしたパーティーに参加するのは初めてですが、前日の8020のフォーラムとはうって変わった雰囲気です。

阪神柄の和服を着て日本髪風に結い上げた頭のてっぺんに阪神のキャラクターというユニークないでたちでおまけに気風も良い女性もいらして、さすが阪神ファンと妙に感心しました。また、60年来の阪神ファンと言うおじいさんからも声をかけられ、いつもとは違う出会いも経験できました。

ゲストは中谷将大選手と梅野隆太郎選手です。中谷選手は若くて長身・ハンサムなので女性ファンが多く、梅野選手は好感度が高くファン層が幅広いと見受けられました。



写真の右端で半分画像が切れていますが、司会と盛り上げ役が松村邦洋さんです。
得意のものまねを盛んに交えながら進行していきました。

最後は抽選会で、結構良いものが大勢の人に当たります。選手のサイン色紙やサインボール、鳥谷選手の2000本安打記念メダル、甲子園の無料チケットなど野球関係のオーソドックスなものから、焼酎やマグカップ、カタログギフトなど一般的な品も・・・ここまではよかったのです。

なんと松村邦洋さんがダイエット前の太っていた頃に着用していたダブダブの衣類が何点か景品にされたときは、番号を呼ばれた当選者が何人も名乗り出ないという異例の事態に・・・(笑)。会場からも「ほしくない~」「いらな~い」の声が飛び、松村さんは笑いでごまかしていましたが密かに傷ついていたように見えました(笑)。

最後は私設応援団の大伴奏のもと、来季スタメン想定の9人の選手応援歌と六甲おろしを皆で唄ってお開きとなりました。
私がうれしかったのは、「4番中谷」「8番梅野」などに続いて、最後に「9番藤浪」で選手応援歌が唄われたことでした。今シーズンの成績は不本意な結果に終わりましたが、やはり阪神のピッチャーといえば藤浪です。周りからも「おお、藤浪かぁ」の声が漏れました。

来季への期待を膨らませたタイガース激励パーティーとともに、弊社も来年へのステップアップを心新たに誓いました。

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12月2日、千代田区の歯科医師会館で、第15回フォーラム8020「健康寿命の推進と新たな8020運動の展開」が開かれ、出席しました。医科歯科連携をいかにすすめていくべきか、をテーマにしていますが、医科歯科に限らず、他職種連携にまで議論は発展しています。

8020運動は、1989年から国民運動として始まり、現在に至ります。その歴史を振り返り、時代の証人としての先生方のお話も聞かれました。
8727(87歳で27本残存)の若者顔負けの方、また対照的に9600(96歳で無歯顎)だけど総義歯で何でもよく食べる方の症例も紹介されました。食べることが全身の健康にどれだけ影響するか、とても考えさせられる講演が続きました。

8020text

糖尿病患者と歯周病との関係は大変興味深く、鶏と卵ではありませんが、どちらが先かと言えばやはり糖尿病が先のようです。こうした全身疾患を持つ患者さんや、要介護の患者さんに対する訪問診療では、医科歯科連携から他職種連携は必須になります。

寝たきり患者さんの口腔内は「もはや歯周病の域ではない」との言葉は、「季刊・歯科医療」2017年夏号・秋号掲載の奥原利樹先生の「訪問診療のススメ」で現場の様子を知らされていた身としては、痛いほど理解できました。そして口腔ケアは施設の看護師や訪問看護師では行き届いた処置はできず、やはり歯科衛生士の役割が非常に大きくなります。

最後はシンポジウムです。



歯科に課せられた使命と明るい未来が見えてくる、非常に有意義なフォーラムでした。

ひとつ私なりの意見としては、健康寿命の延伸はもちろん大切ですが、皆が皆「ピンピンころり」でなくてもよいのではないでしょうか。病弱だけれど毅然と生きている方もたくさんいますし、たとえ認知症が進んでも感情までが失われるわけではありません。
「人に迷惑をかけずに死にたい」と言う人がいますが、私は歳を取ったり死ぬときは多かれ少なかれ迷惑をかけてもよいと思うのです。寝たきり患者さんなどが肩身の狭い思いをする必要のない社会を作ることも大切ではないでしょうか。

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第369回中央社会保険医療協議会総会―平成29年11月10日

中央社会保険医療協議会(第369回)が11月10日(金)、厚労省内で開催され、「診療報酬改定結果検証部会からの報告について」「在宅医療(その3)」について議論が行われました。「在宅医療(その3)」の「在宅歯科医療」の議論では、日歯常務理事の遠藤秀樹委員は厚労省案に一定の理解を示したうえで、日歯としての考えを述べました。

遠藤委員は、歯科の訪問診療は増加傾向にあるものの、在宅療養支援歯科診療所(歯援診)やかかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所(か強診)を中心に実施されているが、「さらなる推進が必要」との考えを示しました。小児に対する訪問診療についても同様に増加傾向にあり、その対応の評価が必要と述べました。



また、「かかりつけの歯科医による訪問診療が基本」としながらも、患者の需要等から在宅における専門的医療機関の必要性に理解を示しました。ただし、在宅専門の医療機関については「診療における専門性を発揮するとともに、地域の中での連携を図ることは欠かせない」と主張しました。

訪問歯科衛生指導料の見直しについては、社保審の介護給付費分科会でも居宅療養管理指導費について議論されていることに触れながら、「歯科医療は外科的要素の強い診療であり、患者の求めにより予定の追加や変更が随時発生するケースが多いため、月毎の患者数を予め想定する等の対応は困難」と説明し、在宅歯科医療の推進を阻害することのないような対応を求めました。また、複数の患者を同時に40分以上指導(集団指導)することに関する見直しについても、現場に支障を来さないよう慎重な対応を求めました。

栄養サポートチーム連携加算の見直しについては、「栄養サポート等における口腔機能管理は重要」と述べ、今後のさらなる推進に向けて賛同の意を示しました。

さらに、在宅患者訪問口腔リハビリテーション指導管理料について、算定要件である「30分以上」は寝たきり患者に対しては負担が大きいため、分割して実施されるケースも多いことなどを説明し、現場の実態に合わせて臨床上効果的な見直しを求めました。

「在宅歯科医療」の議論ではその他、全国健康保険協会の吉森俊和委員より「訪問歯科衛生指導料は、時間や人数で評価するのではなく、実施した内容で評価するべき」、日本労働組合総連合会の平川則男委員より「現在の訪問歯科診療の実施は、患者数に対して充足されているのか」といった意見・質問が上がりました。こ
れに対して、厚労省保険局の小椋正之歯科医療管理官は「訪問歯科衛生指導料は実施した内容で評価すべきとの意見は理解できるが、現状では評価すべき指標がないため、人数と時間で評価している」「訪問歯科診療は、すべての高齢者が抱える口腔の問題に対応できるほどに充足していない」旨、回答しました。

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