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お知らせ(2016年02月)

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<『誰でもできる咬合療法』(咬合誘導、非抜歯矯正、JP、T4K、MEAW)>

 弊社刊 『ジャンピングプレート(JP)を用いた咬合誘導』〔適的塾(塾長:大坪建夫)編.2015年〕の著者のお一人である熊本市開業・舩津雅彦先生を講師とした「東京・舩津教室(適的塾公認)」が、月1回のペースで始まることになりました。第1回は313日(日)、東京八重洲ホールにて開催されます。

 『誰でもできる咬合療法』を受講生に完全にマスターしていただけるよう、舩津先生が理論と実践を交えてそのノウハウをマンツーマンで徹底的に伝授していきます。各論として、診査・診断の仕方、JP、T4KMEAWテクニックも学んでいただきます(受講をご希望される方は、弊社までお問い合わせください。)

 既に受講をお申込みの先生に、何を学びたいかをお聞きしたところ、

 「咬合誘導・矯正に関する手技を初歩からご教授願いたい。」

 「診断の進め方から治療計画までの理論を解説していただきたい。それに則った実習までを組み込んでいただきたい。」

 「小児の咬合育成で叢生に限らず、前突、反対咬合、開咬、過蓋咬合などを全般的に、舩津先生の処置方針・理論を説明していただきたい。」

 「他の矯正セミナーにはないような、オリジナリティー溢れる舩津先生独自のセミナーを期待します。」

 「床矯正研究会に限界を感じ、退会後、非抜歯矯正について模索しています。まずは小児の咬合誘導を目指していきます。非抜歯矯正の限界までご教授ください。」 

などの声が聞かれました。JPの本を読んで興味を持ち、ぜひ実践的な研修会で学んでJPを使えるようになりたい、咬合治療を学びたい、という先生方が多いようです。

 舩津先生は臨床医として非常に優秀なだけでなく、お人柄も大変まじめで歯科医療に真摯に臨む姿勢が素晴らしい方なので、参加された先生方に決して損をさせないような研修会になることは請け合いです。受講者少数限定での開催のため、お申込みはお早めに!!

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 平成28年度診療報酬改定において2月10日、中医協の答申が出ました。それを受け本日、日歯会で歯科診療報酬に関する臨時記者会見がありました。今回、注目されるのは、「かかりつけ歯科医」の問題です。

 【遠藤秀樹常務理事(保険担当)の会見内容】

「今回の診療報酬改定においては超高齢社会の到来や国民の医療ニーズの多様化の中で、歯の形態回復を主体とした医療機関完結型の歯科医療から、それらに加えて口腔機能の維持・回復の視点も含めた地域包括ケア(地域完結型医療)における歯科医療提供体制の構築を目指しました。そこで、かかりつけ歯科医機能を評価するために、“かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所”として設定されました。

 従来、歯科医院の多くは『行きつけ』の歯科医院と言われてきました。また、これをもって“かかりつけ歯科医”と言われることもありました。今回の診療報酬改定で“かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所”として設定された“かかりつけ歯科医”とは、地域包括ケアシステムの中で地域完結型医療を実現する機能を伴うことを意味します。口腔機能の維持・改善により国民の健康寿命の延伸とQOLの改善を図るという目標に向かい、安心・安全で納得できる医療提供体制の中で、ライフステージに応じた包括的および継続的な歯科医療の提供、外来から在宅までの切れ目ない歯科医療の提供、必要に応じた医療連携や多職種連携による歯科医療の提供を実施している歯科診療所を評価するものです。

 今後は、超高齢社会の中で医療と介護の一体となったサービスの提供が求められており、良質で効率的な歯科医療の提供に向け、多くの歯科診療所が『かかりつけ歯科医機能』を発挿できるような対応が求められます。」 

 超高齢化社会の到来と口腔衛生に対する国民のニーズの高まりの中で、かかりつけ歯科医制度がうまく機能すれば、患者さんにとっても非常に喜ばしいことです。今回の診療報酬改定で、地域包括ケアシステム推進の足がかりができました。開業歯科医院全般としてはまだまだ発展途上の分野ではありますが、今回の診療報酬改定により、土壌としての底上げ効果が期待できるのではないでしょうか。

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 2月4日(木)夜、東京ドームホテルで日本歯学図書出版協会の新春懇談会があり、出席しました。同協会会員13社から28人が参加し、ご来賓として10人(日歯会から山科透会長、中田裕之常務理事、小林慶太常務理事、日技会から杉岡範明会長、夏目克彦専務理事、岩澤毅常務理事、森野隆常務理事、日衛会から武井典子会長、茂木美保専務理事、日商工会から渡邉啓介専務理事)が出席してくださいました。

 見慣れた顔が並ぶ毎年恒例の新春懇談会ですが、わかば出版・百瀬卓雄会長の開会の辞に始まり、来賓の山科日歯会長、杉岡日技会長、武井日衛会長のご挨拶を聞きながら、今年も新しい年が本格的に始まったのだなとの思いを強くしました。

 また、例年ですと、ご来賓は何分にもご多忙な方々なので、懇親会半ばで退席されることが多かったのですが、今年は2時間ほどの間、どなたも途中退席せずに和やかに歓談されて、本協会に対するご厚情に改めて感謝いたしました。

 なお、クインテッセンス出版の佐々木一高社長が同社会長に就任し、後任に北峰康充氏が社長に就任したとの報告がありました。佐々木氏は、私が歯学図書出版協会に加盟当時からの中心メンバーで、歯科出版界の名物編集人(発行人)と言える方です。時の流れを感じるとともに、新たな若い潮流に負けないように、ぼんやりしてはいられないぞと身を引き締めました。

 出版不況が言われますが、歯科図書は特殊な分野であり、他の一般出版社では到底太刀打ちできない情報収集力とノウハウを持っています。今年1年も各社で精いっぱい頑張り、また来年には皆が元気な明るい顔で集まりたいと思います。

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