目次
1.成人型歯周炎(慢性歯周炎)の場合
2.早期発症型歯周炎(侵襲性歯周炎)の場合
第2章 歯周病の診査・診断法
1.患者の問診
1)患者との対応、接し方、インフォームドコンセント
2)主訴の把握
3)既往歴の把握
4)家族歴の把握
2.病因の診査法
1)局所因子
A.歯肉縁上プラーク B.歯肉縁下プラーク、細菌
C.プラークリテンションファクター
D.形態異常(硬組織、軟組織) E.咬合異常
2)全身的因子
A.糖尿病 B.骨粗鬆症 C.遺伝
3)リスクファクター(環境因子)
A.喫煙 B.ストレス
3.病態の診査法
1)歯周ポケット
2)付着レベル
3)骨レベル
4)歯肉溝滲出液
5)レントゲン診査
6)模型(スタンディモデル)上の診査
4.分類・診断
第3章 歯周基本治療
1.モチベーション
2.プラークコントロール
1)歯肉縁上プラークコントロール
2)歯肉縁下プラークコントロール
3.スケーリング・ルートプレーニング
1)歯肉縁上スケーリング
2)歯肉縁下スケーリング・ルートプレーニング
4.薬物療法
1)全身投与
2)局所的薬物療法
5.大まかな咬合調整
6.暫間固定法
7.リスクファクターのコントロール
1)全身的因子の観察、医科との連絡
A.糖尿病 B.骨粗鬆症
2)環境因子のコントロール
A.アルコール B.ストレ C.喫煙
第4章 咬合調整法
1.咬合調整法の基本原則
2.咬頭嵌合位の咬合調整法
3.前方位の咬合調整法
4.側方位の咬合調整法
1)作業側の咬合調整法
2)平衡側の早期接触に対する咬合調整法
5.中心位の咬合調整法
第5章 再 評 価
1.歯周組織基本治療後の再評価
1)プラークコントロール後の再評価
2)スケーリング・ルートプレーニングおよび歯周組織ポケット掻爬後の再価
3)咬合機能回復後の再評価
2.歯周外科手術後の再評価
1)切除療法後の再評価
2)組織付着療法後の再評価
3)再生療法後の再評価
4)ペリオドンタルプラスティックサージェリー後の再評価
第6章 歯周外科手術
1.滅菌、消毒
2.切除療法
1)歯肉切除術
2)歯肉弁根尖側移動術
3.付着療法
1)キュレッタージ
2)新付着術(ENAP)
3)フラップオペレーション(FOP)
4)ウィドマン改良法
4.再生療法
1)骨移植術
2)組織再生誘導法(GTR)
A.吸収性膜 B.非吸収性膜
5.歯肉歯槽粘膜形成術(MSG,Plastic Surgery)
1)小帯切除術
2)遊離歯肉移植術
3)歯肉弁歯冠側移動術
4)歯肉弁側方移動術
5)結合組織移植
6)口腔前庭拡張術
6.根分岐部病変の治療法
1)トンネリング
2)ヘミセクション
3)歯根分離
4)歯根切除
5)組織再生誘導法(GTR)
第7章 歯内・歯周病変の治療
1.鑑別診断法 2.治療法 3.症例
第8章 メインテナンス治療
1.歯肉炎のメインテナンス
2.軽度、中等度歯周炎のメインテナンス
3.重度歯周炎のメインテナンス
第9章 新しい治療法
1.歯周組織再生法
1)エナメルマトリックスプロテイン
2)成長因子
A.骨形成誘導因子(BMP) B.塩基性線維芽細胞増殖因子(bFGF)
2.レーザーの歯周治療への応用
3.今日の超音波治療
4.歯周病に対してインプラントを応用する際の注意事項
内容説明
上製本
◎豪華執筆陣による歯周治療の必携版