編集長のブログ100 日本歯科医師会役員様との懇親会
8月は、7月の冷夏と打ってかわって猛暑が続き、このブログも記念すべき100回目を前に夏バテで足踏みしていました。このところようやく暑さもやわらぎ(最近の東京では30~32度くらいでは平気です)、何とかブログ執筆の席に着いています。
先週の木曜日(8月22日)、市ヶ谷で日本歯科医師会役員の皆様と、私たち歯科記者会の加盟社との懇談会が開催されました。
日歯会の堀憲郎会長をはじめ、ご多忙のなか主な役員の皆様方がそろわれて、和やかに酒食を共にさせていただきました。写真で左下が私の席です。飲み物のお代わりを待っている最中で、料理もまだこれからです。
堀会長は就任して3期目を迎え、さまざまな難しい課題に取り組み、さすがに会長業務のお疲れもたまって来られているようです。しかし、まだまだこれからも、歯科界と国民のために改革を推進していただきたいです。
私たちともとても気さくに懇談していただいて、その前日(8月21日)に行われた「2040年を見据えた歯科ビジョン第2回検討会」の話題になりました。歯科関係者のみではなく、財界や行政、一般マスコミ、また写真家の浅井慎平さんやプロスキーヤーの三浦雄一郎さんなど、各界の著名人を招いて行われたユニークな検討会です。
私も取材したかったのですが他の仕事と重なりやむを得ず欠席したため、堀会長が「来ればよかったのに。とても良い話があったんですよ」と話されました。
元プロボクサーの長谷川穂積さんが、マウスガード(ボクシングではマウスピース)について、とても深い良いお話をされて、浅井慎平さんが感嘆されたというのです。
弊社では昨年10月『ここまでできる!スポーツ歯学から』を発刊しました。東京オリンピックを前にして、健康歯学としてのスポーツ歯学を国民に根付かせる一助となればとの企画でした。
マウスガードは現在のスポーツ歯学において、具体的なツールとしては中心的なテーマです。怪我防止のために装着が必須のボクシングの元王者から、あの浅井さんをうならせるようなお話があったというのなら、是非聞きたかったと非常に残念でした。
やはり、一つの道に秀でている方たちは、物事の奥深い真実を見とおす力があるのだなと思いました。