ホーム > お知らせ > 編集長のブログ90 口腔癌の鑑別診断に「新・こんな患者さんが歯科に来たときは?」

編集長のブログ90 口腔癌の鑑別診断に「新・こんな患者さんが歯科に来たときは?」


タレントの堀ちえみさんが口腔癌(舌癌)にかかり、自ら公表したことで、歯科医の誤診が発見を遅らせたのではないかとの論議が起こり、大きな関心を呼んでいます。

堀ちえみさんと言えば、かつてテレビドラマ『スチュワーデス物語』で、ドジだけれど一生懸命なスチュワーデスの卵役を演じ、共演した風間杜夫さんに「教官!」と呼びかけるシーンは伝説的名セリフと言っても過言ではありません。
結婚し第一線を退いた後も、子だくさんでたくましい”ちえみママ”として再登場し、ママドルの走りともなりました。アイドル時代から一貫して「健康的」なイメージであったため、ステージ4の舌癌の公表は「えっ、あの堀ちえみさんがなんで・・・」と、とても驚きました。

歯科界でも、歯科で口内炎と口腔癌との鑑別診断ができなかった堀さんのケースに、衝撃が走っています。医院に来院するさまざまな患者さんに適切な対応をするために、是非弊社発刊の『新・こんな患者さんが歯科に来たときは?』をお読みください。







本書は、「第Ⅰ部 全身疾患への対応」と「第Ⅱ部 口腔外科疾患への対応」の二部構成になっており、今回のようなケースは第Ⅱ部に網羅されています。
口腔癌だけでなく、白斑症やヘルペスなど、口腔外科疾患は多岐にわたります。鑑別診断のポイントと代表症例が掲載されており、非常に役立ちます。

全身疾患についても、心疾患や糖尿病のみでなく、妊婦や認知症を有した患者さんへの対応などが含まれています。
この一冊で、日常臨床で対応する患者さんのほぼ全般をフォローできる内容です。
本書は2014年の発刊ですが、内容は全く古びていません。

先生の診療室に一冊、本書を置いてください。疾患の早期発見により、患者さんを救うために、是非本書をご活用いただきたいと切に願います!

このページのトップへ

関連書籍

新・こんな患者さんが歯科に来たときは?

新・こんな患者さんが歯科に来たときは?

全身疾患・口腔外科疾患への診療マニュアル

著者:古森 孝英
 
 

このページのトップへ