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お知らせ(2024年11月)

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10月27日の日曜日、今春まで『季刊歯科医療』誌上にて「歴史と歯のよもやま談義」を好評連載いただいた、野村洋文先生主催の「第5回 くちを大きく考えるシンポジウム」に参加しました。



シンポジウムには、野村先生と入れ替わりで弊誌『季刊歯科医療』に「知らないと危ない歯科医院の法律問題」を連載中の堀内美希(ミキティ)先生も、講師の一人として登壇されました。
ミキティ先生は、歯科医師と弁護士のダブルライセンスをお持ちで、その稀有なお立場を活かして歯科界にさまざまな有用な情報を提供してくださっています。
今回のシンポジウムでも、まずインフォームドコンセントの重要性を説き、要所ごとの対応のポイントを解説してくださいました。



患者さんが診断や治療方針に不安に思っているようなときは、歯科医師自らがセカンドオピニョンの取得を勧めることは妙手です。また、治療で何かが起きた場合に備える対処法として、患者さんからの事前の承諾書の入手も有効でしょう。
ミキティ先生の講演は、要所を端的に抑えて、また女性らしい柔らかな思考と優しいテンポで進められ、お話がすんなりと頭に入ってきました。

歯科医師の先生方は皆さん礼儀正しく上品な方が多い印象があり、これはとても良い一面であると思います。そのため患者さんに対しても性善説のスタンスで、やや控えめな対応をとりがちかもしれませんが、昨今は日本もこういう面で欧米化が進んでいます。
転ばぬ先の杖としても、また万が一のここぞという場面の対応のためにも、ミキティ先生の教えは非常に有用です。
弊誌の連載の展開もどうぞお楽しみ!

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