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お知らせ(2019年04月)

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先日、『季刊 歯科医療』2019年春号が発刊の運びとなりました。

本号の特集は、「医療・介護同時改定―努力すれば算定点数は増加する!」です。
弊誌創刊以来30余年、臨床重視の編集方針から、基本的に臨床関係のテーマで特集を組み続けてまいりました。保険の巻頭特集は本誌初の試みとなります。



保険医である開業歯科医の先生方にとって、保険は日常臨床に深く密接し、切っても切れない問題です。特別な場合を除き、できる限り保険の範囲での治療を望む患者さんも多く、保険改定によって歯科医療のトレンドも変わってきます。

大幅な医療・介護の同時改定から、国が歯科に大きな期待を寄せていることもうかがえます。国民総医療費を抑えるためには国民の健康増進が不可欠であり、そのためには歯科の役割が大きいということなのでしょう。
健康を追究する「健康歯学」への流れはとどまることがないと思われます。

本特集では、保険点数算定の際に先生方が疑問に思うであろう点を取り上げ、「算定点数が増加する」ためのポイントをわかりやすく解説しています。Q&A方式の記事も多数掲載されており、すぐに役立てていただける内容です。

保険医必読の特集です。是非ご一読ください!(電子書籍も販売中です)

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本日、日本歯磨工業会から「歯と口の健康週間」のポスターが届きました。来る6月4日から10日までの歯科恒例の行事です。

2019年度の標語は、「いつまでも 続くけんこう 歯の力」
重点目標は、「生きる力を支える歯科口腔保健の推進~生涯を通じた8020運動の新たな展開~」です。



かつて6月4日は、語呂合わせで「6(む)」と「4(し)」をかけて、むし歯予防デーなどと一般では言われていました。今、弊社のカレンダーをふと捲ってみると、6月4日の数字の下に「歯と口の健康週間」と、正しく記載されています。

治療でも予防でもなく、これからの歯科医療は「健康」がキーワードとなることは明らかです。
弊社では、昨年10月の『ここまでできる!スポーツ歯学から』の発刊に際し、スポーツ歯学は健康歯学であるとの確信のもと、副題を『学校歯科からオリンピツクまでの健康歯科』とし、初めて「健康歯学」「健康歯科」というコンセプトを前面に打ち出しました。

近年の齲蝕減少に伴い、「未病」の考え方にも近い歯科治療の保険点数改定も行われました。また、歯科と全身との関わりは一般社会からも注目を浴びています。そのなかで、予防にとどまらず、健康を追究する「健康歯学」はすべてを包括し、歯科界の未来を明るいものにする新たなコンセプトであると考えます。
弊社発行の雑誌『季刊 歯科医療』では、その観点を重視しながら誌面構成を進めています。今後の弊社出版物にぜひご期待ください。

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