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お知らせ

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10月27日の日曜日、今春まで『季刊歯科医療』誌上にて「歴史と歯のよもやま談義」を好評連載いただいた、野村洋文先生主催の「第5回 くちを大きく考えるシンポジウム」に参加しました。



シンポジウムには、野村先生と入れ替わりで弊誌『季刊歯科医療』に「知らないと危ない歯科医院の法律問題」を連載中の堀内美希(ミキティ)先生も、講師の一人として登壇されました。
ミキティ先生は、歯科医師と弁護士のダブルライセンスをお持ちで、その稀有なお立場を活かして歯科界にさまざまな有用な情報を提供してくださっています。
今回のシンポジウムでも、まずインフォームドコンセントの重要性を説き、要所ごとの対応のポイントを解説してくださいました。



患者さんが診断や治療方針に不安に思っているようなときは、歯科医師自らがセカンドオピニョンの取得を勧めることは妙手です。また、治療で何かが起きた場合に備える対処法として、患者さんからの事前の承諾書の入手も有効でしょう。
ミキティ先生の講演は、要所を端的に抑えて、また女性らしい柔らかな思考と優しいテンポで進められ、お話がすんなりと頭に入ってきました。

歯科医師の先生方は皆さん礼儀正しく上品な方が多い印象があり、これはとても良い一面であると思います。そのため患者さんに対しても性善説のスタンスで、やや控えめな対応をとりがちかもしれませんが、昨今は日本もこういう面で欧米化が進んでいます。
転ばぬ先の杖としても、また万が一のここぞという場面の対応のためにも、ミキティ先生の教えは非常に有用です。
弊誌の連載の展開もどうぞお楽しみ!

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2024年9月29日(日)、東京茅場町で開催された「デンチウム ジャパンフォーラム in東京」に取材に行ってきました。
6人の演者による発表があり、日本橋インプラントセンターの玉木仁先生がトップバッターとして登壇されました。



まず最初に、日本語と英語による玉木先生のTEDxです。
会場を震撼させるような大きな発声と動作によるパフォーマンスで、受講者をたちまちグリップしました。

”ミスター・ティッシュレベルインプラント”の異名を取る玉木先生です。講演内容はもちろんティシュレベルについて、インプラント周囲炎との関係も含めてどのように優れているかなど、スライドを提示しながら解説されました。
そして最後には、今年弊社から発刊した著書「ティッシュレベルインプラント」のアピールをしていただき、万雷の拍手のもと講演を終えました。



主催者のデンチウム社は韓国発の企業で、演者としてお二人の韓国人の先生が英語で講演されました。同時通訳のイヤホンで聞かせていただきましたが、英語の発声が良いので原語でも聞き取りやすく、また韓国におけるデジタル・デンティストリーの進化もよくわかりました。

今回のフォーラムをとおして、デンチウム社開発製品の有用性も含めて、非常に勢いのある優れた企業だという印象を持ちました。日本の国内企業も負けずに切磋琢磨していただき、共に高め合えるような良好な関係を是非とも期待したいです。

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昨日(2024年9月19日)、東京渋谷で行われた「Oral-B by Brawnブランド戦略および『オーラルB iO』シリーズ新製品発表会」を取材してきました。
ゲストとして、日本歯周病学会理事を務める歯科医師の若林健史先生や、芸能界からはアンガールズの田中卓司さんと山根良顕さん、関根麻里さんが登壇し、華やかで和やかな雰囲気の発表会となりました。



人から見られるお仕事の芸能人の御三方は、さすがに歯科に対する意識が高く、興味深く説明に耳を傾けていました。
電動歯ブラシは、操作を誤ると歯肉などに傷を負うこともあるため、健常な人たちには不要ではないかという見方もあると思いますが、本商品には安全のためのストッパーのような機能を備えているそうです。
歯みがきが充分にできにくい、障がいをお持ちの方や高齢者などには福音となる可能性を秘めているかもしれません。

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毎日暑いです。今年の立秋は8月7日(昨日)なので、暑さ真っ盛りの現在の気候は「残暑」になるのですね。皆さまもこれから夏休みを控えている方、あるいは既に夏休み中など、開催中の熱いオリンピックも観戦しながら、猛暑のなかを過ごされていることと存じます。

私も通勤や外出時は汗びっしょりで、今年の暑さはかなりこたえています。
毎年著者の奥様からいただく暑中見舞のグリーティングカードが、今年は金魚鉢でした。しばし眺めては涼を取らせていただいていますが、温度計も付いている優れもので、冷房中の室内でも30度を示しているところがなかなかです。



そんな折、本日は別の著者の先生から仙台名物「笹かまぼこ」の詰め合わせを戴きました。早速一枚をおやつで賞味させていただきましたが、厚さ1.5センチほどの大判サイズで、袋を持ったときは2枚入りかと勘違いしたほどです。名物の名を裏切らず、ぷりぷりした食感と上品な味わいで大変美味でした。ありがとうございます。



ふと気づきましたが、当ブログはここまでで「暑い(夏)」「熱い(オリンピック)」「厚い(笹かまぼこ)」と、3種の「あつい」が並びました。これでオチがついたことにしようと思います。
まだまだ暑い日が続きますが、皆様も熱中症などにお気をつけてお過ごしください。

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日本橋インプラントセンター理事長 玉木仁先生の『ティッシュレベルインプラント』がついに発刊いたしました。
振り返れば、本書は8年前に出版が企画され、玉木先生にかなりの段階までご執筆いただきながら2度にわたり中断・・・という非常に苦難な道のりを経て、ようやく発刊までたどりつきました。

完成してみれば、非常に素晴らしい出来栄えです。
玉木先生の発案によるものですが、なんと「ベーシック編」と「アドバンス編」の2冊の上製本が箱入りでセットという、大変美麗で立派な体裁です。印刷関係者にも「なかなかこういう本は見たことがないですね」と言わしめたほどです。




そして肝心の中身は、長期的予後が良好なティッシュレベルインプラントについて、学術的なエビデンスを充分に踏まえたうえで実際の臨床例を提示しています。しっかりとしたエビデンスに基づいているため、基礎を含む大学関係者やインプラント界の大御所の先生方が推薦してくださっています。

実は先日、サイン本を希望する200名あまりの購読予約者のために、玉木先生は弊社を訪問し4時間以上も集中してサインをしてくださいました。そこには「すべては患者さんのために!」というメッセージもしたためられています。
インプラントの長期的な予後が良いことは真に患者さんのためになることであり、また患者さんが喜べば歯科医師も幸せになれます。玉木先生からは「ボーンレベルインプラントユーザー必見!」というキャッチコピーもお寄せいただきました。本書はすべてのインプラントユーザーにお読みいただきたい本です。

弊社と玉木先生を結び付けてくれたのは、即時荷重インプラントのパイオニアである松元教貢先生です。お仲間に「元(げん)ちゃん」の愛称で親しまれ、残念ながら昨年急逝された松元先生は、玉木先生の実力と才能を高く評価し、弊社で書籍を出版することを勧めてくださいました。「お陰様で良い本ができましたよ」と報告し、感謝を捧げたいと思います。

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本日昼から『1日8時間で対応できるSH療法』(弊社より2024年1月刊)の出版記念パーティーに参加いたしました。
本書の筆頭著者であり、SHTA(Star Hill Therapy Association)代表である星岡才賢先生の挨拶により、パーティーが始まりました。



SH療法は、これまでの床矯正の概念を打ち破り、1日8時間、すなわち就寝時の器具の装着のみで狭窄歯列弓に対応でき、原則的に非抜歯による治療のため、健全歯の抜去に抵抗のある患者さんにもとても喜ばれます。しかも、患者自身で器具を調整できるため、他の両方に比べ頻繁な来院も必要なく、術者にとっても嬉しい治療法です。

同書に推薦文をいただいた齋藤滋先生、特別寄稿をご執筆いただいた岡崎好秀先生や今井一彰先生等も、パーティーにお見えになられました。
「あ・い・う・べ体操」で高名な今井先生は、来賓ご挨拶で医師のお立場から「2030年には医師は飽和状態。これからは医科も予防に目を向けなければならない。予防は歯科がリードしているから、医科から歯科に寄ってくる」という、歯科にとって明るい未来展望を披歴してくださいました。そとて、そのためにも、SH療法はさらに広まるべきというご希望です。



SH療法をさらに普及させるために、星岡先生らのSHTA幹部は、定期的に勉強会を開催して新規会員のために門扉を開くなど、さまざまなご努力をされています。勉強熱心で穏やかで優しい先生が多い同会なので、「矯正はまだ不勉強なのだが・・・」「後から入った会員は居心地が悪いのではないか・・・」などの心配はご無用です。誰でも最初は初心者、患者さんのために皆で一緒に勉強しよう、という方針のSHTAです。
私も歯科図書専門の編集者として、とても優れた療法でありフレンドリーな良い会なので、もっと拡散してほしいと心から思います。
是非一度、お気軽にSHTAの門扉を叩いてみてください。

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このたび、単行本「狭窄歯列弓に1日8時間で対応できるSH療法~今すぐ取り組むための完全マニュアル~」が発刊されました。
神奈川県開業の星岡才賢先生は、一般開業医の行う矯正治療の第一人者であり、SH療法の開発者です。本書は、星岡先生を代表としてSH療法に賛同した歯科医らと結成したSHTA(Star Hill Therapy Association)が、満を持して発刊したマニュアル書です。今すぐ取り組むための情報が網羅されています。
さらに基礎編では、今井一彰・岡崎好秀・葛西一貴・馬場悠男先生が特別寄稿を執筆してくださっており、これは見逃せません。

SH装置は、これまでの床矯正の概念を脱却し、1日8時間、すなわち就寝時の8時間のみの装着で狭窄歯列弓に対応できる画期的な装置です。しかも基本は非抜歯なので、患者さんがとても喜びます。さらに、器具の装着と締めなどを患者さん自身で行えるため、落ち着いた後は2~3か月に一度の来院で済み、患者さんのみでなく術者にとっても負担が少ない治療法です。

矯正治療は受けたいけれど、器具を入れていると邪魔だし他人に見られたくない、虫歯でもない歯を抜かれるのは嫌だ、通院が大変そう、などの理由でためらっている患者さんは少なくありません。SH療法は、そうした患者さんの福音となり得ます。

治療効果は、多数の症例写真で一目瞭然です。弊社ホームページの試し読みから、目次や症例写真の一部が閲覧できます。
https://www.yondemill.jp/contents/61474?view=1
是非ご購読ください。

SHTAでは定期的に勉強会を開催しており、随時会員を募集しています。
https://www.shta.jp/
本書をお読みになり、SH療法に関心を持たれた先生は、是非その門戸を叩いてみてください。

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11月8日は「いい歯(118)」の日、恒例のベストスマイル・オブ・ザ・イヤー(2023、日本歯科医師会主催)が今年も東京の丸ビルホールで開催されました。

高橋英登会長の挨拶に始まった同セレモニーですが、8020運動の成果が確実に上がっていること、国民のお口の健康ひいては全身に健康を推進するために、今後も邁進していくことが確認されました。
なかでも、う蝕は減少しているものの、若年層の歯周病(予備軍を含む)が増加していることなど、最近の趨勢を興味深く拝聴させていただきました。今後も歯科界に求められる役割は、ますます期待されていることを再認識させられました。
そして、今年の受賞者である乃木坂46出身の白石麻衣さん、そして子役時代からおなじみの鈴木福さんが登壇されました(もちろん、その前に「よ坊さん」も登場済みです)。



白石さんは、アップの髪型と黒いドレス姿で、スタイルの良さと小顔がいっそう際立ちます。もう「美人!」としか言いようのない大人の女性の美しさで、アイドルを超えた正統派としてステップアップしている様子がよくわかります。
そして鈴木さん、勝手に親しみを込めて「福ちゃん」と呼ばせていただきますが、身長も伸びてすっかり大人になり、それでいて子役の頃の愛らしさも残し、今後が楽しみな俳優さんに成長されています。



二人とも綺麗な口元で、ベストスマイルにふさわしい良い笑顔です。
司会者から歯とお口で気を付けていることを尋ねられ、白石さんは「よく嚙んで食べる」と答えました。ここで私は、思わず「ん?」となってしまいました。

弊社発刊の「お口の取扱説明書ー健康でいたければ、よく嚙むのをやめなさい」(吉田渉著)をご購読の皆様はご存じと思いますが、同書では「よく嚙む」イコール「強く何度もしっかり嚙む」とこれまでは解釈されてきて、そのために歯と口の健康を害していることを強く訴えています。
私は吉田理論は正論であると確信し、できるだけ多くの人たちに、「よく嚙む」は誤解を招く言葉であり、「やさしくゆっくり嚙む」ことを周知したいと考えていましたが、なかなか伝わっていないのが現実のようです。
白石さんは、食後に歯を磨くタイミングも「食事の後、すぐ」とも答えており、旧来の「常識」に沿う回答をしています。真面目な方なのだな、と思います。

福ちゃんは、ご自身の今年一番の笑顔は、仕事で仮面ライダーに変身できたときだと答え、会場を笑わせました。子どもの頃からの憧れだったとのことで、童心を残した可愛い福ちゃんの姿を見せてくれました。
歯や口で気を付けていることは、左右の歯でバランスよく嚙むようにしている、そして歯を磨くタイミングは「食後30分くらいまでに」と話されました。片側嚙みの弊害を教えてもらったそうで、良いブレーンにも恵まれているようです。

お二人とも、「自分の笑顔で周りを笑顔にできれば」「福来たる、となるように」と目標を話されており、それはもう十分に達成できていると感じるひと時でした。当日のお二人の笑顔を思い出すと、私も思わず微笑ましい気持ちになります。

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10月31日に、東京・市ヶ谷で開催された第14回歯科プレスセミナー(日本私立歯科大学協会主催)に行ってきました。
今回のテーマは、女性歯科医師の活躍についてです。

旧帝大系の医学部で女性初の教授となった水田祥代先生(学校法人福岡学園理事長、元九州大学医学部教授)の基調講演は「女性歯科医師のキャリア構築と現状~女性歯科医師にみる柔軟なキャリアデザイン」と題するものです。6歳で医師を志し九州大学医学部へ進学、小児外科医として九州大学病院長や同大学副学長にまで上り詰めた華々しい経歴と、その間のご努力とご苦労などを、ユーモアあふれる語り口でご披露されました。

当時男性が中心であった分野で、女性が輝くことが難しかった時代に、周囲の雑音や障壁にめげることなく、強く生き抜いた女性医師の草分けとも言える先生で、吉岡弥生賞をはじめ、国内外の有力な賞を多数受賞しています。小柄なお体のどこにそのようなバイタリティーがあるのかという、先生によれば人生の三つの坂「上り坂」「下り坂」そして「まさかの坂」のまさかの連続だったという、怒涛の如くの波乱万丈の生きざまに、深く感嘆させられました。
スクリーンに流れたお写真を見ると、学生時代から現在まで一貫してショートカットを貫いています。整ったお顔立ちにベリーショートがよく似合うので、そのためかもしれませんが、例えば臨床現場で長い髪が落ちたり邪魔になるなどして、「これだから女は・・・」と言わせないぞ、という意志と強さの表れのようにも感じました。
現在は、福岡歯科大学の理事長として、歯科の分野でそのお力を発揮されています。当日は、公私ともに親交の深い、歯科医師で参議院議員の比嘉奈津美先生も同席してくださいました。



その後は、水田先生の進行により、3人の現役女性歯科医師によるパネルトークが開かれました。パネリストは皆さん、ご夫君もお子さんもいらっしゃり、子育てをしながら歯科医師として活躍されています。そのうえお三人ともお美しく、身なりも洗練されています。いや、これでは完ぺきではないか…恵まれていすぎないか?と、やや複雑な思いもよぎります。ここまでできないと、女性は活躍したことにならないわけ?と。
私の親族で、彼女たちと同年代であるけれど、九州の一般家庭に生まれ国立の歯学部を卒業して地元で勤務医として勤めている、そういう本当に一人で歯を食いしばって頑張っているような女性歯科医師も、パネリストに加えてほしかったとも思います。

最後に質疑応答の時間があり、同行した弊社女性スタッフが何か言いたそうなので尋ねると、本セミナーで煽り文句のように何度も出てきた「リケジョ」という言葉が差別用語ではないかと疑問であると言います(あくまでも主催者側や資料の問題として)。「リケダン」とも「ブンケジョ(文系女子)」とも言わないのに、わざわざ理科系の女性に限って、しかもはしゃぐように「リケジョ」と言っている時点で違和感があると言うのです。
確かに一理あるので、挙手しての発言を勧めましたが、「応援する立場なのに、せっかくの趣旨をぶち壊すようなことは言えない」とのことでした。

言葉狩りはしたくありませんが、差別だと感じる人が少なからずいるのなら、その言葉は避ける必要があると、編集者の立場としては思います。現在社会は性差に非常に敏感です。歯科は遅れていると言われないためにも、ほんの少しの配慮で解決する問題ではないでしょうか。

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9月14日午後4時30分から「日本歯科医師会創立120周年式典 日本歯科医師会・日本歯科医師連盟役員就任パーティー」が、東京都千代田区のホテルニューオータニで開催されました。
まず、蓮池日歯副会長の開会の挨拶で始まり、高橋英登日歯会長の挨拶、続いて会員有功章受賞者を代表して埼玉県の島田篤先生に表彰状が授与されました。



その後、日本歯科医師会・日本歯科医師連盟役員就任パーティーに移り、高橋日歯会会長と太田謙司日歯連盟会長に続き、各来賓の挨拶が行われました。
岸田首相はスケジュールの関係でビデオ挨拶でした。



麻生財務相はにこやかに登壇されました。



麻生財務相は、日歯会が目指す国民皆歯科検診制度の実現に向けて、重要な役割を果たすと目されています。日本歯科医師会・連盟の新役員による新体制が発起し、これからが始まりです。大いに期待し、応援したいと思います。

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