季刊 歯科医療2016年秋号 Vol.30 No.4
特集:高度な機能を有する口腔インプラント治療を目指す
2極分化するインプラント治療に対応するために!最新の必須情報をまとめた特集は必読。
著者 | 細川 隆司(九州歯科大学教授) 編 |
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ジャンル | 季刊・歯科医療 > インプラント |
出版年月日 | 2016/10/10 |
Cコード | 3047 |
判型・ページ数 | A4変・144ページ |
定価 | 本体3,800円+税 |
在庫 | 在庫あり |
目次
1.2極分化している口腔インプラント治療
─インプラント治療はなぜ標準化できないのか?─
(細川隆司、正木千尋、近藤祐介、向坊太郎)
2.少数歯欠損とクロスアーチ多数歯欠損のインプラント治療はどこが違うのか
─ インプラントのマクロ形状とアバットメントシステムを再考する─
(正木千尋、柄 慎太郎、田村暁子、細川隆司)
3.ティッシュレベルインプラントはなぜ存在するのか?
─ ティッシュレベルインプラントによる治療選択の妥当性とエビデンス─
(大森有樹)
4.患者からみたインプラント治療のアウトカム評価
─ 口腔関連QoL 測定からみえてきたもの─
(三隅沙緒里、深堀真司、吉田忠司、正木千尋、細川隆司)
6.インプラント患者の超高齢化にどう対応するか?
─ 高齢者に対するメイテナンスの基本的な考え方─ (萩原芳幸)
5.歯周病学的リスク因子を考慮したインプラント周囲疾患の効果的な予防と治療
(市丸英二、小川希和子、山口竜亮)
◆咬合・審美を踏まえ、口腔内と調和したインプラント臨床を目指して
1. 天然歯を生かす、利用する(歯根膜Lover) (老川秀紀)
◆ケース・プレゼンテーション/私の臨床⑬(咬合誘導編:その2)
子ども矯正におけるジャンピングプレートの位置づけ(2)
─咬合高径の獲得について─ (舩津雅彦)
◆症例報告
上顎無歯顎のインプラントオーバーデンチャーはうまくいくのか?(第7報)
─文献学的考察と初診から26年経過症例─ (岸本満雄)
◆(Season 2)即時荷重インプラントの最前線
5. バックトゥーベーシック 原理原則へ立ち返る (松元教貢)
◆不正咬合による鼻閉の改善および顎関節症の改善
PMFF(proprioceptive myo-functional facilitation)の概念を
応用した呼吸、嚥下機能の活性化に関する臨床報告 (野見山宏地)
◆義歯調製法/嚙めない義歯を嚙めるようにする技法
第6章 KDS(カワラダ・デンチャー・システム)による臨床例:
その3.審美障害の劇的な回復症例 (川原田幸三)
◆歯科医院経営(歯科医師コンサルタント) 歯科界の歩き方
チャンスを掴んで這い上がろう!(4) (小出一久)
◆吉永勉のessay 開業歯科医のほんとの言葉(17)
(ハマチ、ハマチ、またハマチ!!) (????永 勉)
◆『歯科医師─スタッフ』のこころのコミュ力
医院がスムーズに機能していく方法が見えてきました
◆保険診療 ─ 算定のポイント Ce(エナメル質初期う蝕)とCの違い
内容説明
現在の口腔インプラント治療は2極分化している現実がある。単にインプラントを物として入れている歯科医、そしてもう一方は、本誌特集で述べられた内容を踏まえ、真に患者さんのためのインプラント治療を実行している歯科医である。求められる一極側の歯科医として、本誌特集は必読!!
その他、好評連載、また新連載も大注目!