目次
1.インプラント治療の歴史的変遷
2.インプラントの構造
1)インプラント体 2)インプラント体と上部構造の結合様式
3.骨組織の特徴
1)皮質骨と海綿骨 2)骨代謝と創傷治癒 3)オッセオインテグレーション(骨結合)
4.インプラント治療に必要な解剖学
1)上顎骨 2)上顎洞 3)下顎骨
5.歯と歯肉の付着
6.インプラントと貫通粘膜の付着
7.インプラント治療の流れ
1)インプラント治療の前に歯周治療と口腔ケアを 2)インプラント治療の実際
8.インフォームドコンセント
1)初診時のインフォームドコンセン ト
2)治療計画についてのインフォームドコンセント
3)処置についてのインフォームドコンセント
第2章 診査・診断
1.適応症のための各種検査
1)口腔内診査 2)パノラマエックス線写真による診査 3)研究用模型による診査
4)インプラント補綴の設計原則 5)インプラント体の位置や方向の決定
2.インプラント治療の実施に必要な各種検査
1)画像検査法 2)インプラント手術を受ける患者への血液検査
3)金属アレルギー 検査
第3章 インプラント治療におけるリスク管理と歯周基本治療
1.インプラントのリスクファクター
1)インプラントの成功と予後不良 2)インプラント埋入における生体反応
3)インプラントの生存に影響を与える因子 4)リスク因子各論
2.歯周基本治療
1)歯周基本治療の必要性 2)細菌性因子のコン トロール
3)咬合性因子のコントロール
第4章 インプラント埋入前に必要な外科手術
1.サイナスリフト法
1)サイナスリフト法とは 2)診査・診断 3)ドナーサイトの選択
4)適応症および方法 5)サイナスリフ ト法の術式
6)ソケットリフト法の術式 7)術後の予後について
2.オンレーグラフト法
1)オンレーグラフト法とは 2)診査・診断 3)適応症および方法
4)バッカルオンレーグラフト法の術式
5)チタンメッシュによるリッジオギュメンテーション(Ti mesh+ PCBM)
6)チタンメッシュによるリッジオギュメンテーション(Ti mesh+PCBM)法の術式
第5章 インプラント手術
1.手術の準備
2.全身管理
1)モニタリング 2)鎮静法
3.インプラント埋入手術
1)粘膜骨膜切開 2)インプラント窩の形成 3)抜歯後即時インプラント埋入
第6章 インプラント埋入後に必要な歯周外科手術
1.インプラント埋入後に必要な歯周外科手術の目的と術式
2.インプラント埋入後に行う歯周外科手術の施術時期
3.インプラント周囲への非可動性角化組織の獲得
1)部分層弁を用いた歯肉弁根尖側移動術
2)遊離歯肉移植術
4.審美性向上のための軟組織増大
第7章 その他の外科手術/歯槽骨延長法(Distraction Osteogenesis)
1.ディストラクションのメカニズム
2.歯槽骨延長術のインプラント治療への応用
1)垂直的歯槽骨延長術 2)水平的歯槽骨延長術
3.骨造成法における歯槽骨延長法の位置付け
第8章 インプラントにおける補綴処置
1.上部構造の種類
2.上部構造に使用される歯科材料
3.上部構造の維持方法
1)固定性上部構造 2)術者可撤性上部構造 3)患者可撤性上部構造
4.印象採得
1)クローズドトレー法 2)オープントレー法
5.暫間補綴処置と暫間上部構造の製作
6.上部構造の製作
第9章 インプラント治療のリコールとメインテナンス
1.セルフケア
1)セルフケアの術式 2)セルフケアに用いる器具
2.プロフェッショナルケア
1)リコールスケジュール 2)リコー ル時の診査項目
3)プロフェッショナルケアに用いる器具
第10 章 インプラントの現状と未来
1.インプラント治療増加の背景と偶発症
2.科学的根拠に基づいた医学による術式の確立と今後の可能性
内容説明
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